TECHART EOS-NEX III レビュー

AFが速いと評判のTECHART EOS-NEX III (DEO Saker Falcon)を買ってみました。
結論から書いてしまうと、合焦するときは速くて快適だけど個体差が大きいマウントアダプターだと思います。(理由は後述)

<最新情報>
あまりにも不具合が出すぎるため再度焦点工房さんにご連絡したところ、一部カメラのみF–となる不具合状況が発生しており、改良版は今月中に出荷する予定とのことです。

TECHART EOS-NEX III
まずはマウントアダプター単体の画像です。
この手の商品にしては名の知れたメーカーのためか、ブランド名入りの化粧箱で届きます。
ちょっと気になるのは、EFレンズを外す際のリリースレバーがぐらついて心許ない感じなのと、Nor-Set-Fnのスイッチがちょっと緩め。
スイッチの緩さに関しては、代理店である焦点工房さんも認識されているようで、箱の中に気になる方はこれで貼り付けてねというテープが入ってきます。(なんかちょっと雑なのは目を瞑りましょうか。。)

EOS-NEX III
早速α7に装着してみました。
ここまでは他の電子接点付きマウントアダプターとそれほど違いはありません。
Amazonのレビュー等では取り付け時のガタが指摘されていますが、そこは特にぐらつきもなく問題ないようです。

では早速試しに…

おや?評判とちょっと違う…
合焦率が異様に低いのです。気になったので焦点工房さんに送り返して点検していただくことに。
点検結果は、異常はなかったが新品をお送りしますというものでした。

で、届いた新品がこれまた曲者で、EF50mm f/1.8 IIを装着するとAFが使えない。
ファームのバージョンアップをしてみようと思ってバージョンアップしたら、絞りのデータも渡ってこないしAFもできない状態に。
再度、焦点工房さんへ返送。

すると、一切連絡もなく次の商品が送り返されてきました。
製造番号が違うものだったので、おそらくまた別の新品をお送りいただいたのだと思います。
ちなみに、この2回の返送に関して、着払いでいいですか?と質問すると返信がなかったのでお互い元払いで発送しています。
このあたりの対応は非常に微妙。

3個目の個体はまだあまり触れていないのですが、とりあえず定番のEF50mm f/1.8 IIとEF40mm f/2.8 STMは正常に動作しています。
合焦率も最初の製品とは比べものにならないぐらい良いです。

問題はTAMRONのSP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD (Model A005)で、AFは全く合焦しない上に、絞り値がおかしくf2.8とか表示されます。
撮れたEXIFデータを見ると、その分補正値がマイナスに入っているので、とりあえず適正露出にはなっているようですが気持ち悪い。

という感じで、3つ届いた商品の動作がそれぞれ違い工業製品としてどうなの?という状態ではありますが、今手元にあるものがこれまでの3つでは一番マシですので少し様子見かなと思っています。
2個目の件があるため、怖くてファームのアップはできません。

それにしてもすごい人気のようですね。
今、Amazonで見ると、予約商品扱いになってしまっていました。(画像をクリックするとAmazonに飛びます)

最後に、記録されるEXIFのレンズ情報ですが、FE 40mm F/2.8 ZAのように、先頭はFEマウントとして、末尾はZAとなり焦点距離と解放絞り値が記録されます。
後々わかりやすいように、結局lens taggerで書き換えてしまうのですが、書き換えを忘れてもある程度想像できる情報が記録されているのはありがたいことです。