一眼レフからミラーレスに買い替えたかたに注意していただきたいこと

一眼レフからミラーレスに買い替えたかたに注意していただきたいこと

最近、自分の周りでも一眼レフユーザーだったかたのミラーレス機への買い替えが増えてきました。
そこで気づいたのは、一眼レフと比べてミラーレス機では構造の違いから気をつけなければならないことがいくつかあるということです。

一言で言ってしまうと常にイメージセンサーがむき出しであることという1点に尽きるのですが、それにより以下のような要注意ポイントが存在します

レンズ交換時の取り扱い

一眼レフ機と比べてミラーレス機はセンサーがむき出しであるため、センサーダストが付きやすいです。
最近の機種では、電源を切ったりレンズを外す際にシャッター幕を下ろして保護する機能を備えた機種もありますがこれも実は一長一短と思っていて、センサークリーニングは割と安価に受けられますがシャッター幕はダメージを受けた場合にかなり高額な修理となります。

話を戻しますが、レンズ交換の際はできるだけボディを下向きにしたり、交換時間を短くするための工夫をすることをお勧めします。
実際にはいろいろなカメラマンがYouTube動画を出していたりするので、それらを参考に自分なりのフローを確立しておくと良いでしょう。
また、ブロアーは必ず持ち歩いて置いた方がよく、間違っても息を吹きかけてセンサーについたホコリを飛ばそうとはしないでください。

光を写し込む際の注意

特に太陽光やレーザー光には注意が必要です。

一眼レフの場合はミラーを通してファインダーからリアルな世界を見ることになりますので、強い光が入った際に肉眼で見るのは厳しいと思います。
ミラーレスでは常にイメージセンサーを通してディスプレイや電子ファインダーで確認することになるため、これと同じことがイメージセンサーに対して起こります。

レンズを通った強い光がイメージセンサー上で像を結ぶとどうなるでしょうか。
子供の頃に虫眼鏡で黒い紙を焼いたことはありませんか?

もちろんある程度の耐性はあるようにメーカー側も工夫をしているはずですが、以前とあるメーカーの特定のカメラは焼けやすいと話題になったこともありました。
クラブで動画を撮っていてレーザー光でスマートフォンのセンサーに線が入ってしまったと話題になっていたのも同じ原理です。

太陽光を画角内に入れる場合や、最近ステージ照明でよく使われるレーザー光を入れる場合は特に注意して、短時間で画角を決めてイメージセンサーをできるだけ守るように撮影しましょう。